3月31日、年度末ですね。皆さま、お忙しくされているかと思います。
我が家では夫の誕生日なので、忙しいより “おめでたい” が優先される日なのですが、果たして誕生日って誰のための記念日なのかということを、ある時から考えるようになりました。

誕生日と言えば、家族にとって重要な家族イベントであり、夫婦や親子のコミュニケーションがより濃密に行われる大事な日。ケーキを買って、料理も腕を奮って、いつもはみんなバラバラに食べるご飯も、この日だけは全員集合して、なんて特別なことが満載だと思います。

我が家の娘が3歳のころ、「パパは誰から生まれてきたの？」「ママは誰から生まれてきたの？」「私はパパとママの子で、ママのお腹にどのくらいいたの？」ということをしきりに気にして、聞いてくることがありました。

その会話をしていくうちに、「自分が生まれた日のことは覚えていないけど、自分を生んでくれた両親はその日のことを覚えているのだから、誕生日は自分が祝われる日ではなくて、両親に『生んでくれてありがとう』と伝える日にしよう」と思い始めたのです。

だから我が家では、今日、夫の誕生日は、夫の両親に「夫くんを生んでくれてありがとうございます」を伝える日なのです。
そうやって、家族のコミュニケーションをちょっと変則的におこなって、日頃伝えるには恥ずかしい気持ちなどを伝えるようにしています。

なにごとも努力なしでは得られない、家族の平和。一瞬で険悪になることも、一瞬で消え去ることも。まるで、虹のようですね。
写真は、数年前に我が家のベランダから見えたダブルレインボーです♪