家族力で変わる会話の違い

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家族力で変わる会話の違い

2023.06.01

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皆さまこんにちは。朝は晴天でしたが、東京にも台風が近づいているとのことで、雲がどんよりしてきました。
沖縄のほうは台風が強いようです。住民の皆様のご無事をお祈り申し上げます。

夫婦の会話、親子の会話、日々様々な言葉の交わし合いを家族や友人、地域の方々としているかと思いますが、どんな言葉を使い、どんな投げかけ方をするかで、相手への伝わり方と解釈が180度違ってきます。

「おはよう。あ、また耳かき出しっぱなし!んもうっ、使ったらすぐしまってっていつも言ってんじゃん!」
「早く起きなさい!あと40分で家出る時間!早くご飯食べちゃってよ!毎日私に起こされないで自分から起きれるようになりなさいよ!」
のような、朝から怒号を飛ばしまくっているお母さん。毎朝毎朝、本当にお疲れ様です。
家のことは自分任せな夫に、もう小学生なのに全部お母さん頼みな子どもに、イライラしたくないけど、ついしちゃうんですよねぇ。

でもこの言い方、言えば言うほど相手はそっぽ向いてます。言った言葉は100%届いていません。だから毎日同じことを言う羽目になるんです。

「おはよう。今日もお仕事頑張ってね。耳の調子悪いの?病院行く?最近よく耳かきしてるみたいだから、何かあったのかと思って。」
「学校まであと40分、間に合いますか~??朝ご飯できてるよ。一緒に食べよう!!」
この言い方にすると、夫も子どもも聞いてくれて、自分から動いてくれるようになります。
大事なのは、相手の立場に立った時に、どういう言葉なら動きたくなるかを想像すること。
上記の言い方には “感謝の気持ち” “寄り添い(心配)”“提案” など「私はあなたを想っています」「私と一緒にやりませんか?」といった家族内での帰属感や愛情が感じられる表現になっています。

最初の言い方は “忠告” “命令” など「怒っています」「あきれています」という相手の行動を非難する表現です。これではいくら言っても伝わらず、相手は同じことを繰り返すし、むしろ自分に対して同じように非難する感情を抱いてきて、逆効果です。

ちなみに我が家はこの言い方の工夫で、自分のことは自分でやる、お互いが自分の気になる箇所を掃除する、などの役割分担ができており、イライラとは無縁の生活を送っています。
工夫する前は喧嘩ばかりだったから成長したかな・・・

ぜひ言葉の使い方と伝え方、工夫してみてくださいね!
やり方が知りたいという方は、家族力クリエーター講座でお待ちしております♡